2020年12月15日(月)1:17 射手座新月
はじめに、
・長文ですので、色文字のみお読み頂く方が、解り易いと思います。
・サビアンシンボルは、ジャスト度数で読んでいますので、ご了承下さい。
では、はじめます。
こんばんは。お元気ですか?
なんて、平和的普遍的ご挨拶に相応しい
新月ホロスコープ図ではございませぬ。
Be-Beのホロスコープ読みを始めて以来の
複雑な感情が私の中にうごめいています。
今回の新月のホロスコープ読みを
どう解釈し、どう明文化し、伝えるのか、
大きな課題を抱えた気分です。
今回のサビアンは、
アメリカや大統領選のこと、と感じる内容が押寄せ、
その内容に圧倒されました。
前回の大統領選の日の記事
(
https://astro.i-ra.jp/e1204584.html)
の時も圧巻、で、パワーが強すぎて、
解釈しながら、疲れて、朦朧としたのですが、
今回も凄いです。
世界、アメリカで起きていることを、示している、と
思われるホロスコープ図ですが、私達日本人にとっても、
私たちなりに受け止めるメッセージがあるはずだし、
私個人にも、あるはず、と思い、向き合っています。
皆様にとっても、意義あるメッセージとなることを
願います。
前置き長いですね。
私のブログ、長くて、読むのが大変
という声もあり、私も承知していますし、
簡潔を目指している時もあれば、
突き詰めたり、気が済むまで、というか、
理解に繋がるまで掘ったりして、長文になることもあります。
今回もそうなることでしょう。
なぜなら、掘るべきだ、と、勘づいていたのか、
気になったので調べたら、またまた、
まんまと、衝撃に出会い、(☜大統領選挙開票の日もそうでした)
「いや、参ったな。これ、私、仕事、
ホロスコープ読みを最優先にした方がいいのかな」
なんて、使命まで感じたりして、
自分が、取組むことの、優先順位を考える機会にもなりました。
(結論は出ませんが。)
何のことかというと、
今「風の時代の始まり」とか、
目前の木星と土星が水瓶座に移ることに合わせて、
冥王星が前回水瓶座に移った時の歴史を調べて、
「アメリカ独立戦争」からの、「アメリカ合衆国建国」
が、ズバリ出てきたのですが、
以前、これに関する記事を、
歴史が苦手な私が、記事にしたな、
と、振り返ったのです。
(
https://astro.i-ra.jp/e1180956.html)
そして、今回、大統領選においての課題、
を考える機会なのだと捉えたのです。
自ら、苦労しに行く私。。。
でも、見過ごすわけにいかないし。
なんか、泣けてくる。
でも、この前の大統領選の記事は
いつも以上読まれたようで
それを励みに、思い残すことないよう、取組みます。
上手く解釈できるか、わからないけれど、
前回の大統領選の日の記事も、
素直にホロスコープ図を読み解釈し、文章にしました。
だから、今回も、そうしようと思います。
1年10カ月目になる、このブログも、
今日の日の為に続けてきたような気にさえなる、
集大成的な、内容のホロスコープ図とサビアンシンボルです。
これまでの60程の記事で、
読んできたホロスコープ図やサビアンシンボルからの
学びや気付きを振り返る符合が多くありました。
さらに、この新月の記事を書く前から、
私のアンテナにかかってきたワードがいくつかあります。
①ナッジという本を読んでいて、
「リバタリアニズム」(「自由主義」)
とか、「リバタリアン・パターナリズム」(リバタリアン=自由を維持すること、
パターナリズム=弱い立場の者の為に、強い立場の者が望ましい選択を用意すること)
※この解釈は、医学書院様のサイトの、医学界新聞の2018年2月26日の記事から
引用させて頂いております。)
とか。
②民主党、共和党、中国共産主義、ジョージ・ソロス。
③パピヨン(映画の題名。無罪を主張している囚人が、
仲間と脱獄、逃亡の末、最後に崖っぷちに立つ。
命を落とすのを避けるために海へ飛び込むのをやめた人物と、
命を懸けて、海に飛び込んだ人物(主人公)。
そして、後者は、その後、自由な人生を送った、という)
さて、色文字でない、この部分の文章をお読み頂いている
ことを嬉しく思います、そして、通ずる感覚をお持ちなのであろうと
いうことを踏まえて、話しますが、
今、世界で起きていることの歪さ(いびつさ)、異常さを
感じている方もおられると思います。
(ってか、今までも、ずっと人類は
矛盾や理不尽や問題や未解決を多く抱えつつ、
今に至っています。)
だからこそ、今、ここに、問題が提起されている。
(ホロスコープ読みをそっちのけにしているわけでなく、
ホロスコープ図と向き合った上で、この話になってきています。
いつもと違う流れで、すみません。)
ひいては、、
風の時代へ移行する寸前だからこそ、
起きていること、
それは、「法律」「憲法」と「自由」「平等」
(
ホロスコープの山羊座と水瓶座が示すもの、ですね)
今、選挙、という、民主主義の根本であるシステムにおいて、
問題が起きています。
つまり、法律、憲法に乗っ取り、行われているものに
疑問がある、という状況。
これを、乗り越え、フラット、クリアにしないままに
「自由」「平等」へ移行できないのでは
ないでしょうか。
という、課題です。
という、今回の重要メッセージを最初に掲げた上で、
ホロスコープ図から、ヒントを見つけたいと思います。
今回、グランドクロス、Tスクエア、という、
トンでもホロスコープです。そして、有難いコンプロマイズ(調停)も
しっかりあります。
今回、カギとなるアスペクトに関わるサビアンをいつものように
調べ、掘りましたが、
全てを書くことを省きます。(時短の為)
ポイントのみ、挙げます。
今回、最も強大なアスペクトはグランドクロス。
ノード軸と太陽月、海王星、ベスタが組んでいます。
前回の大統領選の記事の時と同じ、
失望、を表わしている。。
反対側にいるベスタは使命感や遂行意識を表わすそうです。
まるで、トランプ大統領そのもののようにも思えます。
自分の課題、時代の課題、使命、目に見えないものと、
四つ組で戦う姿そのものです。
大変であることは間違いないですが、
後で調停のアスペクトを紹介できるのが救いです。
太陽&月、射手座23度。サビアンは「移民が入国する」
これらが水星 射手座20度、ドラゴンテイル 射手座19度と合。
射手座20度のサビアンは「氷を切り出す男」
テイル 射手座19度のサビアンは「住処を移動するペリカン」
180度にある、ドラゴンヘッド双子座19度のサビアンは
「大きな古典書物」
そこから90度に、海王 星魚座18度サビアンは「巨大なテント」
その反対側にベスタ 乙女座16度サビアンあ「オラウータン」
このグランドクロスに対して、調停に入っているのが、
ASCと火星です。
ASC天秤座14度サビアン 「正午の昼寝」
火星牡羊座20度サビアンは「冬に、鳥に餌をやる少女」
もう一つの特徴のTスクエアはMC蟹座16度を頂点に
ASCと火星とで組んでいます。
MC蟹座16度のサビアンは
「手書きの巻物を目の前にして広場の前にいる男」
このTスクエアに対して、調停しているのが、
前述のドラゴンヘッド。(サビアン「大きな古典書物」
オーブが広めですが、これらを合わせれば、
ミステイックレクタングルも形成しています。
また、前回から、何度も出てきている、団子塊(冥王星、木星、土星)は
パラス水瓶座2度サビアン「予期されなかった落雷」と合(コンジャンクト)。
ポイント最後、金星とジュノーが同じ度数で合。
蠍座28度サビアンは「自分の領土に近づく妖精たちの王」
今回、いつものような、一つずつの掘り下げ解説は省きます。
が、上記を踏まえ、視点を引いて、解釈します。
(歴史が苦手な、私なりの解釈ですので、ご了承ください。)
アメリカはヨーロッパからの移民が、
先住民がいたが、占領していき、
1775年イギリス兵と戦いアメリカ独立戦争、独立宣言。
1783年、大陸13州完全独立。
統一政府になるべく、1787年
憲法制定し、
アメリカ合衆国が誕生。
1789年、初代大統領ジョージワシントン就任。
これらの、アメリカ大陸に渡ったヨーロッパの国々の人が、
集団で、いろんな地域(州)を開拓し、住処とし、
植民地としてでなく、自らが開いた集団の自治区と認めさせる戦いを続け、
その権利を勝ち取り、(植民地でなく、自治=自由)
それぞれの国や民族の出身であった者たちが、
それぞれに収めていた州を、勝ち取った自由をより強固なものにするため、
一つに纏まろう、より強くありたい
(植民地からの独立、という、運命共同体のようなもの、
勝ち取ったもの、そして、繁栄を願う目的もまた、共通の願い)
ルールを作って、お互いそれに乗っ取って、
尊重し合おう、共栄していこう、という流れになり、
その、真っ先に合ったものが、
憲法。
これがあっての、合衆国。
これがあっての、運命共同体。
風の時代へ移行する前に、
地の時代、そして
山羊座土星の29度で
最後の最後まで、
象徴(国家組織、憲法)
を見せつけてきます。
と、ここで話が星のことになりますが、
太陽と水星が近づきすぎると、
コンバストといって、水星が太陽の熱に焼かれて、
機能しなくなる、と言われています。
情報や知性やコミュニケーションが
機能しなくなる、訳です。
現状を見れば、そうかもしれない、
と感ずることが起きています。
情報操作とか、思惑の行き違い、混乱、、、
でも、それでいいのかも、と捉えてみました。
ここで
大事なのは、
情報でも、知性でも、コミュニケーションでもなく、
もっと大切なもの、太陽が示す象徴、意志、願望です。
どうありたいか、どうしたいか、
です。
そこで今回調停の位置にいる火星と、ドラゴンヘッド。
火星牡羊座20度.冬に鳥に餌をやる少女。
以前、優しさの象徴、的な解釈をしました。
牡羊座はリーダーシップを示している。
これとトラインにある水星は
射手座20度、氷を切り出す男。
以前、自然や資源と向き合う強さ、的な解釈をしました。
射手座は精神性、海外、を示している。
水星は機能していない、けれど、火星とジャスト度数で
結ばれている。共倒れ? いえいえ、
優しさによって、水星も太陽も、ドラゴンテイルも、
恵みを受けている。拡大を表わしている。
今回のサビアンは、憲法、移民を示している。
立ち返れ。自らの魂が目指す姿に。
冬に鳥に餌をやった少女は、
アメリカ大陸で、開拓をした、移民の姿、
かもしれない。
この太陽は、1年に1回、巡ってくる度数。
移民が入国する。これは、アメリカの始まり。
そして、憲法、これにより、一つに纏まり、
力強く、歩んできた。
世界のリーダーシップをとるまでに。
この以前(約248年前)冥王星が水瓶座に入った頃の出来事
というのが、
この先2023年に冥王星が水瓶座に入るころ、
参考にする内容だと思います。
それを、今、我々は経験している。考えよ、と宇宙から言われている。
風の時代、変革の時代、自由の、平等の時代、
を迎える為、
土の時代の象徴、法律、組織(国家)
というものに、向き合う機会。
これあっての自由なのか、それとも、
無しにしての自由なのか。
まさに、リバタリアニズム(自由主義)、を考える機会。
法律、国家無しにしての自由を成り立たせることが
できるのか、そんなことまで、思い切って、
想いを馳せてみてもいいのかも、しれません。
だって、風の時代の幕開けが、もうそこまで
来ているのだから。
現実問題、法律や国家組織があっても、
戦争や不平等は無くなっていないのだから、
本当の自由や平等を得る仕組みを創り出せないと、
人類全体の調和の世界は生まれない
とすれば、、、
って、とてつもない、話しになってますね、、、
ところで、どう、まとめるの?
はい、今回は、グランドクロスとTスクエア、という
厳しいアスペクトが強烈でしたが、
何の何の、これ、このブログ始めてから
しょっちゅう、のこと。乗り越えて成長するためにあるのだ。
宇宙は調停のアスペクトを差し伸べて応援してくれている。
優しさ、他のものに与える、というメッセージ。
最後に、団子塊がパラス水瓶座2度と合。
サビアンは「予期されなかった落雷」
パラスは知恵、勝てる戦いを表わすそうです。
ならば、期待しよう、落雷に!!!
こりゃ、21日の冬至の前に、インパクトありそう。
金星&ジュノーとセクスタイルだから、
「悪くないだろう」
また、ぺこぱ風になってしまった。
今回はアメリカや大統領選に寄った解釈になりましたが、
課題は共通。
歴史、法律・ルール・慣習、組織・ルーツ、
に向き合う機会であるが、
大切なのは、自分の意思、願望。
自分は何に対して、優しさや施しを、
何の目的で、行っていくのか、
これを考えてみよう。それが、今の
がんじがらめの捕われをほどく鍵です!
落雷、来るけど、心配しなくていいよ!
何なら、自分の鎖を解くのに、使えるよう、
祈りましょう。お互いに!
お疲れ様――――――!!!