2020年07月21日

2020年7月21日2:33 蟹座新月

2020年7月21日2:33 蟹座新月

金環日食にワクワク(人によってはハラハラ?
ドキドキ?)したあの日から、1カ月経ちました。

新月のホロスコープ図を読んでいきます。
サビアンシンボルはジャストの度数で読んでおりますので
ご了承ください。

今回の蟹座2度目の新月は、太陽と共に、蟹座28度です。
サビアンシンボルは現代のポカホンタス。
オポジション(反対側)に土星山羊座28度。
サビアンシンボルは大きな養鶏場。
最近ずっと示されている「個人」VS「組織、社会」

今回のホロスコープ図の特徴は、この軸と、
もう一つ軸があり、それは、
ノード軸なのですが、
(ドラゴンヘッド双子座28度とドラゴンテイル射手座28度)
ASCがヘッド近く双子座29度です。
ドラゴンヘッド双子座28度のサビアンシンボルは
「破産宣告された男」
ドラゴンテイル射手座28度のサビアンシンボルは
「美しい流れに欠けられた橋」
ASC双子座29度(涙の度数)のサビアンシンボルは
「春の最初のモッキンバード」

しかも実は、ASC双子座29.99なんです。
ほぼ、蟹座0度(双子座30度)じゃん。
っていう。ちなみに、後0.01度進んだサビアンシンボルは
「海水浴をする美女たち」このサビアン、
前回も出てきたな、、、。
見返すと、前回の太陽&新月の度数でした!

でもって、「春の最初のモッキンバード」
は、前回はドラゴンヘッドのサビアンでした!

この、繰り返しは、なんなんだ――――!!!
ろう???

前回は夏至の9時間後に新月で、その時の解釈は、
ノード軸のヘッド「モッキンバード」と
テイルの「芝を刈る太った少年」の軸を
『いろんな表現を辿り、魂の声を聞き、
潜在意識に思いを馳せてみて、
社会でどう動き、社会へどう奉仕していくか』
の軸。と読みました。
で、今回の太陽&新月と土星のオポジションの軸ですが、
これは最初に読んだ通り、「個人」VS「組織、社会」です。
一人の象徴的女性(ポカホンタス)とその他大勢、取り巻く社会
という軸。これが今回の新月のテーマ。
ここ数カ月、ずっと、このテーマのような気がします。

また、ノード軸からは、
「切羽詰まった、追い詰められた状況」VS
「のんびり、伸びやか、あるいは、ルーティンな状況」
窮地VS解放(もしくは管理された整然とした状態)
という対比を感じました。

これらは。30度と150度の吉角と凶角をとり合うので、
前回追記で述べた、コロナ禍の「禍福」のニュアンス。
悪いことばかりでなく、良いこともある。
「禍福は糾える縄の如し」という解釈に繋がります。
また、「清濁併せ呑む」とか、「人間万事塞翁が馬」
などが、思いつくニュアンスです。

このアスペクトの一つに、
ヘッドと土星の150度(インコンジャンクト)がありますが、
「破産」と「養鶏場」(=大企業)が150度の角度。
となります。

太陽&月とヘッドは30度で吉角ですが、
追い詰められた状況、追い詰められたもの同志です。
その吉角の解釈は?
直接、太陽やヘッドと組んだ特徴あるアスペクトはなく、
他のアスペクトで吉角の小三角形がありました。
・MC魚座10度&セレス魚座12度
・天王星牡牛座10度
・水星蟹座8度
の小三角形です。

MC魚座10度のサビアンは「雲の上の(中の)飛行家」
セレス魚座12度のサビアンは「新参者たちの試験」
天王星牡牛座10度のサビアンは「赤十字の看護婦」
水星蟹座8度のサビアンは「服を着てパレードするウサギたち」

MCとセレスの合(コンジャンクト)から
キーワードとして浮かぶのは、
見えない状況、リスク、勇気☞実り
天王星からは、そのままの「医療従事者」
水星からは「主張する団体」
が浮かんできます。
その小三角形の文脈は、
先の見えない状況の中、
リスクがあっても勇気をもって
乗り越えよう、立ち向かおうとしている
人や、主張する者たちが、
傷ついた人達を救う。
というメッセージです。

MC&セレスは金星とスクエアを形成。
金星双子座15度のサビアンは
「会話をしている二人のオランダの子供」
文脈としては、ここでは、子どもは蚊帳の外、
という感じ。
ですが、別のアスペクトで、
火星牡羊座12度(サビアンは「野生のカモの群れ」)
とキロン牡羊座9度(サビアンは「水晶を凝視する人」)
が合(コンジャンクト)し、
金星とセクスタイルなので、
文脈としては、大勢が利用するモバイル機器(スマホなど)
を子供たちがうまく利用している、
と読めます。

さてさて、それらを統合できる解釈はあるのでしょうか?
太陽&新月と土星は2ハウスと8ハウスにあり、
個人の所有財産VS共有財産や相続するものを表すし、
ノード軸は、個人VSパートナーシップ、人間関係を表します。

そしてそれらは、先程述べたように、禍福の縄であり、
清濁併せ呑むし、塞翁が馬。
つまり、私たち個人個人は、窮地に立たされようと、
(ポカホンタス、破産した男)
社会で管理(ある意味守られる)されているし、
橋は架けられ、橋渡しされています。

私たち個人は、社会と共に在る。分断はできない。
共に在ること、自分も責任ある構成員だということ
を意識して。

ポカホンタスは、時代に翻弄され、生き、
若くして亡くなりました。追い詰められた状況でも、逃げず、
時代の激流の中で、生き、時代の象徴となった女性。
彼女を巻き込んだ激流は、時代が作り出した社会の流れ。
私達も、ポカホンタスのようであるともいえる、今。
土星は、私達を管理しようとしている、と、
サビアンシンボルが伝えてきています。
それが、社会の一員である、という、既定のシステム。
が、しかし、オポジションということは、
私達は、それに反発を覚え、緊張状態にある、ということ。
今は、その2つの軸が均衡していますが、
土星、冥王星、木星が山羊座から離れるころは、
社会の仕組みや規定も変わっていくのでしょう。

心掛けたいことは、勇気をもって、
受け入れ、立ち向かい、乗り越え、
翻弄されつつも、新しい世界を見ながら、生きよう、
という意志を持つことなのでしょう。




新月を前に、笑顔の素敵な俳優さんが亡くなり、
大きなショックを受け、ホロスコープ図を見たり、
今までの発言や対談、インタビュー、舞台映像の一部
等をネットで見ました。
以前、ジョナサン・ケイナーが亡くなった時に
死についての考察を別ブログに書きました。
今回も、思うところと、気付きというより、注意を促されている
警告のように思えるところ、
更には、反省と改善について、別記事で書く予定です。


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Posted by B e -B e at 03:09