2023年10月15日2:55 天秤座新月
新月のホロスコープリーディングをお伝えします。
サビアンシンボルはジャスト度数で読んでいますのでご承知下さい。
太陽&月は天秤座21度
サビアンシンボルは「海岸にいる人々」
水星がコンジャンクトしています。
サビアンシンボル「引退した船長」
多くの経験を、荒波を乗り越えてきた老齢の人。
知恵と技が備わっている。練れている対応のできる人。
海というワードと、船長というワードが繋がっている。
さて、太陽&月はドラゴンテイル天秤座24度とも
コンジャンクトしています。
サビアンシンボル「蝶の左側の3番目の羽」
目に見えない力?によって、想いの他、飛べる、
というニュアンス。
対するドラゴンヘッド牡羊座24度のサビアンは
「二人の上品な独身女性」
凛として、まだまだしっかりやれます、的な雰囲気を醸しています。
この軸は見えない隠れた実力VSビジュアル決まってるけど実際どうなの?
という対比、かな?
後者は 「ハッタリ」とも言えますが、それが良い方向に現れているニュアンス。
でも実力伴わず、人を落胆させるようじゃ、残念至極。
見た目と中身を釣合いとって欲しいところ。
そのノード軸とTスクエアを組む冥王星
山羊座27度「山の巡礼」あるいは「人生航路」
なので、今回の大きなテーマ、人々が、人生航路で、
自分の潜在意識や潜在能力を活かしたいと思い、
片や、ハッタリや見栄を張ったりもしていて、
どう、航路に踏み出そうかを思いあぐねている。
そんな感じ。
そして、今回もコンプロマイズ(調停)あり。感謝。
小惑星ジュノー。結婚と家庭生活を守る女神という象徴。
獅子座28度「木にとまる小鳥たち」
居場所、集う場所、憩いの場。
ということで、自分の見えない力を発揮すること(したいけど迷いがある)
一方で、あたかもできます風の装い(出来るかどうかわからないけど)
の狭間、陸と海の境界線にいる人々。
どうこの海へ漕ぎ出そうか、あるいは、陸に留まろうか
想い彷徨っている、そんな人々に、
「
安心できる居場所が大事、人が集まる場所、
自然が、樹が、鳥がいる、公園や庭がある場所」
「一人ではなく、パートナーや家族、
家庭、リラックスできる場所」
それが今の人生航路を考えるときに大切な事。
と教えてくれている。
そう、さっきもある番組でいっていました。
番組ではレルフという地理学者の提唱していることを紹介していて、
アイデンティティの誤解というのがあり、
劣等感を感じる=偽物の場所。
「自分らしくいられる」のが「本物の場所」であり、
「本物の場所」とは「実際に生活してきた場所」
なのだと説明されていました。
憧れる形が、落ち着くか、リラックス出来るかは、別、であり、
それは、自分の妄想であり、偽物なのだそう。
原風景。だから、もし、過去の自分が過ごした環境が好きでなくても、
自分のアイデンティティをつくっている。
自分らしさを探るために、
「何に愛着を感じていたか」
「何をしているとき、自分らしさを出せたか」
「それは、どんな意味を持つか」
を書き出してみるワークをやっていました。
そうやって思い起こしてみれば、
寂しさから、物を集めて続けていたのだ、と気づきましたし、
断捨離できない自分に苦しんでいたけれど、
物を慈しむ自分という、良さもしっかり認めよう
とも思いました。
物やコトを大切にできる、という自分を。
ひとつひとつ、ここに引き寄せた理由があった。
だから、これからの居場所も、出会った物、事を
大切にできるそんな居場所であってほしいし、
でも独りよがりでなく、
家族、家庭のぬくもりのある場所、
人と安心して集まれる場所、
自分らしくいられる居場所、
そんな場所づくり、憩いの場に集うこと、
そんなテーマと向き合っていこう、
というホロスコープリーディングになりました。
追記
太陽&月は水星と合しているので、
多々の経験があるにも関わらず、迷い彷徨っているのが現状。
ですが、本物の場所は実際に生活してきた場所、
という学者の提唱にもあるように、
経験、というのも大きな観点と思い、追記しています。
今までに、何度も、リソース(資源)というワードを
使ってきましたが、
才能と共に、経験が大きなリソースだと、
思いましたし、今回のアスペクトはそれを伝えてきています。
水星は太陽に近いと、バーストして(燃えてしまって)
力を発揮できない、と読みます。
今は、そうかもしれない。
経験が生かされない、とか、
新たな技術や、新たな価値観、世界観に
世の中が変わってしまっていることもあるでしょう。
でも、それでも、
鍛えた思考回路であったり、コミュニケーション能力、
視点の多さ、視点を変えられる能力、
危機を乗り越える知恵、忍耐力、精神力、、など、
人間力も大いなるリソース。
そんな力を、自分らしく、リラックスして発揮できる居場所を
つくっていく。自分の為に、人々の為に。