soulとspiritの違い

B e -B e

2020年03月24日 20:25

牡羊座新月の星読みで
ノード軸のドラゴンテイルが、山羊座3度で、
サビアンシンボルは
「成長と理解について受容的な人間の魂」
A human soul receptive to growth and understanding.
でした。

魂、ここではsoulが出てきたのですが、
soulとspiritの違いが気になり、調べて、
考察してみたので、書き留めます。

Wikiに1つの考え方がありました。
これが、当てはまる、と思うわけではありませんが、
この考え方、あるいは、教えに、学びがあったので、
看過出来ず、書き留めたくなり、
さらには、紹介したく、別記事にしました。

それは、「一霊四魂」です。
Wikiって見て下さい。

本田親徳氏(平田篤胤※1の弟子)によって唱えられた
特殊な概念とありますが、神道を崇拝されている方には、
なじみのある御魂が説明されているので、紹介します。
※1平田篤胤は、江戸時代後期の
国学者・神道家・思想家・医者、
若い頃、西洋医学、地理学、天文学
を学んだとあります。
相思相愛の妻を自身が37歳の時に亡くし、
愛妻の死が、死後の例や幽冥への関心を促し、
幽界研究へ繋がった、そうです。)

以下Wikiより引用します。
荒魂には「勇」、和魂には「親」、
幸魂には「愛」、奇魂には「智」

というそれぞれの魂の機能があり、
それらを、直霊がコントロールしている。
簡単に言えば、
勇は、前に進む力、
親は、人と親しく交わる力、
愛は、人を愛し育てる力、
智は、物事を観察し分析し、悟る力
である。
これら4つの働きを、直霊がフィードバックし、
良心のような働きをする。行き過ぎると、反省を促す。
つまり、この直霊は、「省みる」という機能を持っている。
以上、引用終わり

英語の和訳を紹介します。
Soul :霊魂、霊、心、情、感情、気迫、生気
Spirit (肉体物質に対して霊的な)心、霊魂、霊、
     神、聖霊、超自然的存在

これらから、私がしたイメージは
Soul は、意志(を持っている)、人間的、
情や気、を感じ、自主的(私・我、がある)
というイメージ。
Spiritは(見えない)存在、意味、
客観的(公私の隔てがない)
というイメージ。

前述の一霊四魂でいえば、
Soul(荒魂、和魂、幸魂、奇魂)は意思があり、
Spiritは直霊で、四魂を超越し、
客観的に精査統合する大いなる精神性。
想いや感情を排除しても残る正当な理論や精神性。
にも、思えたりします。

ここまでを、書き留めたのですが、
さらに、時間を置いて、思ったことがありました。

魂には、欲望や目的がある、と。
また、
精神は、字にも表されているように、
神と書かれています。神的な心の働き。
人の領域を超えたもの。

改めて、調べてみた。「魂」と「精神」
まずは、Wiki。
魂を調べると、霊魂を参照、となる。
そして、霊魂は、soul もしくはspirit 。と英語が紹介される。

(えーっ! 同じ扱い?!!!!!!
違いを調べて、ぬけぬけと考察を広げているのに、、、、。

身体とは別に、それだけで1つの実態を持つとみなされる、
非物質的存在のこと。中略
肉体や精神をつかさどる人格的存在で、
感覚による認識を越えた永遠の存在。

精神は心、意識、気構え、気力、理念といった意味を持つ言葉。
中国では、「精」と「神」とを組み合わせた漢語で、元来は
元気やエネルギーという意味であった。
後略。

なんか、私の解釈、魂については、人格的、というところは、
Wikiに近い。
でも、精神については、中国では、元気、エネルギー、
。。。
これは、私の解釈とは遠い。
私の解釈では、元気どころか、そういった、エネルギーではなく、
質量を持たないイメージ。

もう、疲れてきたので、
エイや、
とまとめる。

魂(soul)は人間的。
精神(spirit)は神的。

終わる前に、アストロブログとしては、
最初のサビアンに戻って、
きちんとオチをつけておきます。

牡羊座新月のホロスコープ図において、
とても重要なテーマとなる「魂」と「物質」
の、ノード軸のドラゴンテイルが、山羊座3度で、
サビアンシンボルは
「成長と理解について受容的な人間の魂」
(魂と物質の対比の「魂」側)
でした。

魂は人間的で、意志を持ち、欲望さえ持ち、
目的を持ち、自主的であり、感情や気を持つ。

その魂で、成長と理解を受け容れよう。
私達の魂は、成長と理解をしている。

星の学校の先生が、おっしゃった言葉を思い出します。
「私達は、魂の成長の為に、この世に生きている」

追記。
しつこいですが、
まだ、良い気付きがあったので、
書き添えておきます。

今一度、
今回知った、四魂と直霊の話に戻るのですが、
五行になぞらえた考え方も、面白い。
和魂が水、荒魂が火、幸魂が木、奇魂が金、
直霊が土、

と、しています。
この、水、火、木、金、そして土。
これは天体にも当てはまり、性質も近いな、と。
しかも、コントロールセンターは、土!!!

今日は、新月の記事も最後は
水瓶座入りした土星についてふれたので、
そこについての性質の考察にも
なったようです。

お後がよろしいようで。
(て、事にしておいて下さい!)

最後まで、お読みいただいた、
忍耐と読解力をお持ちの
あなたと共有出来たこと、
嬉しく思います。
感謝致します。